2度と不正を許さないためにも
早急に賠償率の引き上げを
6月23日、広瀬ひとみ議員が一般質問を行いました。以下、主な質問の内容をお知らせします。
広瀬議員は、2度と東部清掃工場を企業犯罪の舞台にしないためにも、予定されている運転業務などの委託契約までに、賠償金の率を引き上げることができるのか質しました。
財務部長は「賠償率の引き上げは9月を目処にとりまとめ周知期間をおいて実施する方向がされている」と答えました。
広瀬議員は、契約を8月から9月ごろに行うとなると賠償率の引き上げは間に合わない。この契約は6億8千万円の範囲で結ばれるが、委託契約であるため議会でも審議されない。せめて、試行的に先行実施するなど企業犯罪を許さない姿勢を示すよう強く求めました。
また、稼動後の安全監視体制の確立と、情報公開の徹底を要望しました。
福祉医療、私学助成削減など
橋下「維新」から市民生活守る努力を
広瀬議員は大阪府知事が示した「維新」改革(案)には、市民生活に多大な影響を与える項目が盛り込まれている問題を指摘し、市民の安全、福祉や教育を守るために最大限の努力を重ねること、市民生活や市民活動に対する影響について、市としても説明責任を果たすとともに、これらが最小限にとどめられるよう方策の検討をと求めました。
竹内市長は「これまでから市町村に対する補助金などを直接的な費用だけでなく、大阪府が直接予算執行する事業の中で、市民生活への影響が大きい費用について改革の影響を最小限にとどめるよう大阪府に申し入れてきました。
今後も、市民生活に影響の大きな制度の変更を行うに当たっては、市町村との意見交換の場を設け、一方的な改革を行うことのないよう要望してまいります。」と答えました。
後期高齢者医療制度
与党の見直し案で負担軽減できるのか
後期高齢者医療制度の実施で負担増となった市民のうち、政府の見直し策によって負担が軽減されることになった市民は、どの程度か、掌握が可能なのか問いました。
健康部長は、掌握できるシステムではないと答えました。
広瀬議員は国の責任ではあるが、極めて無責任な制度だと指摘し、急激に負担増となった方に対し、独自の減免が必要だと検討を求めました。
矛盾ます容器包装リサイクル
資源も税金も節約できる法改正を
2月から始まった容器包装リサイクル法にもとづく分別回収について、引渡し先の寝屋川市で健康被害が訴えられている問題を12月議会、予算委員会に引き続き質しました。広瀬議員は、この問、国会ではこの問題で環境大臣が、「環境基準値を下回っていても、予防原則にたってとりくまなければならない」と述べたことを紹介し、なぜ地元の行政がこうした姿勢にたたないのか、枚方市長として寝屋川市長に健康調査の実施を求めるよと問いました。しかし、市長は答弁を行わず、部長が「寝屋川市と大阪府の問題」だと、この間の答弁を繰り返しました。
また、広瀬議員は寝屋川の再生処理工場で廃プラの半分しかリサイクルされない問題や、市の負担がトン当たりで約4万円も増加した点を指摘し、拡大生産者責任により税金も資源も節約できる法制度とするよう国に強く要望するよう求めました。
留守家庭児童会室
人員確保し、時間延長早期に
待たれている留守家庭児童会室の時間延長問題は、今年度に指導員の募集を行っていくと社会教育部長が答えました。
広瀬議員は、今年の指導員募集でさえ、十分な確保ができていない状況であり、正規指導員が確保されなければ安心できる運営が行えないことを紹介し、人員確保がはかれるよう手立てをうち、早急に実施できるようにと強く求めました。
《その他の質問項目》
○バリアフリーの促進
○保育ビジョン
○貧困対策について
○市民参加と情報公開・発信
○スケボーパークについて |
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