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公的施設が環境の汚染源になるなんて・・

問われる街づくりのあり方

――寝屋川で廃プラ処理による公害を考えるシンポジウム

 

  寝屋川市の二つの廃プラスティック処理施設(北河内4市の中間処理施設・民間のパレット工場)建設を考える「廃プラ処理による公害から健康と環境を守る会」が主催する第二回シンポジウムが7月17日、寝屋川市民会館大ホールで開かれました。
 この間「守る会」では二つの施設建設に対して異議申し立てを行う署名運動を展開、約8万筆を集め寝屋川市に提出をしました。
 寝屋川の議会では全ての会派が問題を取り上げて質問するなど急激に関心が高まり市政の大問題にまでなっています。

 工事の一時中止を提訴

民間のパレット工場の建設が着々と進められているという緊急の事態の中で、「会」では、工場に対して操業差し止めの提訴を大阪地方裁判所に行いました。(現在までの申請人は640人)
 こうした情勢の中で開かれたシンポは、会場を埋め尽くすほどの参加者で熱気あふれるものとなりました。
植田和弘京大教授をコーディネーターにして、話題の杉並病の発生地、東京杉並区の環境審議会会長をつとめた勝木信州大元教授など各分野の研究者4人がパネラーとして報告発言しました。

「安全」だという行政説明は納得できない
杉並の中間処理施設では、東京都が「燃やさないからでるはずがない」としていたダイオキシンが、プラスティック圧縮で、排気口から直接でてきたことや他にも様々な有害物質がでたことが報告されました。
様々な化学物質の組み合わせでつくられるプラスティックは、圧縮することで熱を発生し複雑な有害物質を発生します。
現実にこうした有害物質が発生した場合の対応を問われた寝屋川市は「(有害なものは)出ない」という態度を終始とっています。
パレット工場は圧縮したものを再生する施設で、大阪府がすすめるエコエリア構想の一環として位置づけられ、行政が支援をしています。
シンポでは行政が建設又は支援している施設が環境の汚染源になることは許さないという強い決意を確認しました。
他市から議員なども参加、関心の高さが伺われました。
議員団からは中西・石村・野口議員。黒田府会議員も参加しました。


 


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