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ムダが明白になった第2名神自動車道路
八幡〜高槻間は建設中止を

 

 建設が計画されている第2名神自動車道路の京都府八幡市から高槻市間(10キロ)について、党議員団は、5月7日、宮本たけし参議院議員とともに国土交通省を訪れ、計画を見直し建設の中止を求めました。
 八幡から高槻区間については、昨年末の政府・与党申し合わせ事項のなかで「近年、同等機能を持つ複数の道路が完成したため」として「抜本的見直し区間」としています。
 西村たけし市議は「第2名神は、災害時の代替道路の確保や産業用道路のため必要と言われてきた。しかし現在、京滋バイパス・第2京阪などの迂回路が確保され、ムダな道路はつくるべきではない。予定地の枚方区域は一番立ち退きが多い人口密集地で公害は避けられない。都市計画決定時は沿線の多くの地元自治会が反対した。立ち退き区域の人々は早く結論を出してくれないと生活設計がたたない。立ち退き区域外の人々は中止を望んでいる」と述べ、建設中止を強く訴えました。
 宮本たけし参議院議員は石原国土交通大臣が道路公団民営化法案審議のなかで「見直し区間」の扱いついての日本共産党穀田議員の質問に対し、「今の(計画の)ままはつくりません、整備計画総延長の9342キロに対して差異が出てくることは間違いない」と答えたことを示し「差異がでるということは、建設中止もありうるということだな」と迫りました。
 国土交通省道路局の新保二郎係長は「建設中のネットワークが完成した時点での需要を見て、新たな道路が必要か見極めたい。建設中止も選択肢としてありうる」と述べました。
 黒田昌子府議、山下京子大阪11区国政対策委員長、中村れい子高槻市議も参加しました。


 


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