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本当に困っている人を支援して下さい

重度痴呆高齢者の施設受入なぜできない！？
枚方市老人介護者（家族）の会と懇談

　　1月15日、枚方市老人介護者（家族）の会と市議の懇談会が開催され党議員団からは、石村議員、広瀬議員が参加しました。
　枚方市老人介護者（家族）の会は、20年前、介護に疲れきった市民が市の社会福祉協議会にかけた電話相談をきっかけに結成されたものです。以来、孤独な介護をなくし、介護者同士が手をつなごうと、支援ボランティアの活動や介護講座や介護相談、おむつの共同購入などの活動を続け、市に対しても粘り強く要望活動を行うなど、福祉サービスの充実に貢献されてきました。

　今回の懇談は、直近に出された市への要望をもとに行われました。要望のトップに掲げられたのは、重度の痴呆を持つ高齢者の施設受入について。重度で徘徊のある要介護者は、施設入所やショートステイを受け入れてもらえず、在宅で介護をしているものは、精神的にも肉体的にも限界に達している。このような施設ばかりでは、いくら増えても意味がないとの要望です。参加者からは「市内の施設では、どこも受け入れてくれず、他市の施設でようやく受け入れてもらった。『福祉の枚方』で何故との思いです。」など、様々な思いが語られました。
　石村議員、広瀬議員からも「施設でも対応に苦慮されているケースもあり、制度として自治体が支援できるしくみづくりを求めていきたい」など枚方の福祉充実にむけ活発に意見交換を行いました。　　

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