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大阪自治体学校参加報告
大量生産・大量消費・大量廃棄社会から脱却し
地域循環型のサスティナブル社会の構築を

 8月30日(土)、31日(日)とサンパレス枚方で開かれた『第7回おおさか自治体学校』に参加しました。メインテーマは「おおさかの挑戦、サスティナブル(「持続可能な」又は「維持可能な」)社会の構造」です。
 「技術とネットワークでがんばる モノづくり」東大阪金属加工業グループHITの長谷川さんが、大量生産・大量消費・大量廃棄の中で、本当に良いもの、地域の人たちのニーズに合った物づくりの報告。「自然エネルギー産業最前線」では枚方市地域新エネルギービジョン策定委員でもあるエイワットの柴田政明さんがこれからの循環型社会では、トリプルボトムライン(持続可能な発展を目指す事業体は経済性・環境性・社会性の3つの側面でバランスがとれている)が重要であること。他にも市民の力で学童保育土曜閉室を1年で撤回させた茨木市の取り組みや高石市の合併をストップさせた住民投票の取り組みなど貴重な報告をたくさん聞くことができました。
 大阪経済大学・重森暁氏がサスティナブル社会とは(1)人間発達を保障する社会 (2)大量生産・消費・廃棄型の社会から脱却し、地域循環型の社会 (3)交流ネットワーク型社会 (4)自治に根ざした社会として住民自治の確立を目指す社会であり、その実現に向けみんなで考えていくことが重要であるとまとめられました。(野口 記)


 


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