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市民生活守る補正を

9月補正予算に対する要望書提出

 8月1日、市議団は中司市長に対し「当面の市政運営と9月補正予算等に関する要望書」を提出し中司市長、堀家助役、木下企業財政部長等と懇談しました。
 長引く不況で国民や中小零細企業が大変な思いで生活や営業をしているのに国の政治は、その実態を解決するどころか、ますます、国民いじめの方向を強めています。
 市民生活を守るために枚方市の役割が緊急に求められています。市議団は、今日時点で市民要求の強い事項・緊急性のある事項に限って要望書をまとめました。

2003年8月1日
枚方市長 中司 宏殿
日本共産党枚方市会議員団
団長 西村 健史

当面の市政運営と9月補正予算等に関する要望書

 政府税制調査会は6月17日、中期答申「少子・高齢化社会における税制のあり方」を小泉首相に提出しました。中期答申は21世紀の税制のあり方として消費税の2桁の税率を初めて明確にし、年金控除や給与所得控除の縮小による所得課税の強化を盛り込むなど、国民・中小業者への「大増税宣言」となっています。
 長引く不況で国民や中小零細企業が大変な思いで生活や営業をしているのに国の政治はその実態を解決するどころか、ますます国民いじめの方向を強めています。
 そんな中で、国の悪政から市民生活を守るために枚方市の役割が緊急に求められています。今年度の市政運営と当初予算に対しては、すでに要望書を提出していますが、これらの実現をお願いするとともに、今日時点で市民要求の強い事項・緊急性のある事項に限ってまとめました。
 主旨をご理解頂き、9月補正予算で下記事項の実現を図られるよう要望いたします。    

1、住民基本台帳ネットワークシステムの本格稼働にむけて、住民を守る行政としての役割を発揮し、カードの交付はとりやめ、執行しないこと。

2、不況対策について
(1)市の官公需は、市内中小業者に優先発注し、分離分割発注も積極的に進めること。
(2)不況が長引く中、1日も早く失業者の実態調査を行なうこと。

3、高齢者施策について
(1)訪問理美容の実施をすること。
(2)高齢者バスカード事業は、利用対象者の拡充と利用方法の改善について再検討すること。
(3)大阪府が老人医療費助成制度の廃止や障害者、母子家庭医療助成制度の改悪を検討し、9月議会にも改悪案を提案するとされていますが、枚方市としても大きな影響を受ける問題であり、大阪府に対して改悪しないように要望すること。

4、障害者施策について
(1)支援費制度により提供されるサービスが適切に行われるよう、基盤整備を拡充すること。
(2)支給決定を行う聞き取り調査は、ケースワーカーだけの判断ではなく、総合的な審査判定機関を設置すること。
(3)支援費制度実施後の障害者の実態調査をすること。

5、街づくりについて
(1)浸水対策について
・市内の慢性的な浸水個所への適切な対策を講じること。
・枚方市災害見舞金品等給付条例を改正し、見舞金の増額や適用範囲を拡大すること。
(2)交通バリアフリー法に基づく「基本構想」を早期に策定すること。
(3)市内急傾斜地の再認識と見直しを行なうなど、実態調査と抜本的方策を行なうこと。
(4)路上でのひったくりやスーパーの金庫が奪われる等の事件が市内に多発しているが、早急に枚方警察の二署体制を実現するように要望すること。

6、子どもの施策について
(1)子ども課が作成した「障害をもつ子どもたちへの手引き」は、対象家庭への配布が出来るように増刷すること。

7、地域的な要望
(1)旧北牧野小学校用地は売却せず、地域住民が利用できる公共施設としての有効活用を検討すること。
(2)旧山之上幼稚園・春日幼稚園は売却せず、地域住民が利用できる公共施設としての有効活用を検討すること。
(3)中宮北小学校前、バス停付近の歩道側溝に蓋をすること。
(4)既製服団地内歩道の段差を解消すること。
(5)長尾谷町2丁目メルベール長尾横の段差を解消すること。
(6)長尾谷町地域の浸水対策を行うこと。
(7)野村中町46−22前の三叉路に街路灯を設置すること。
(8)降雨時の宮之坂前道路の冠水対策を講じること。
(9)大阪府に対し、府道京都守口線の樋の上と樟葉間に歩道の安全柵設置と道路照明灯を設置することを要望してほしい。

以上

 


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