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「行革」で、いっそうの『サービス低下』
『市民負担』が明らかに

              決算特別委員会 中西議員の質疑から

 平成13年度の決算審議を行う特別委員会は10月15日から始まっています。中西・石村・武田議員がそれぞれ質問を終えました。日程では30日の特別会計・企業会計の審査が残されています。今号では一般会計に関わる中西・石村議員の質問を紹介します。

 平成13年度の決算では、2年連続で単年度黒字を出したものの、依然実質収支は赤字が続いています。
 平成13年度末には170億の赤字とされていた予想を大きく修正し一応の危機は脱出できたということがいえます。
 中西議員の質疑は「市税収支が4年連続で落ちている中での黒字転換は、どういう中身のものだったのか」という角度から行われました。

悪質滞納者には 断固たる姿勢貫け

 今後の市税収入の見通しについて、財政課長は「収入の増収は見込みがたい。財政基盤を確かなものにしていかねばならない。引き続き効率的な運営に努める」と述べています。
 市税は自治体財政運営の根幹であるが、景気動向や少子高齢化が進む中で払いたくても払えない状況に拍車がかかっていきます。
 平成13年度も62億もの滞納額があります。
 中西議員の「この内、毎年名前が挙がる高額滞納者の占める金額はいくらか。徴収努力はどうしているのか。」との質問に対し、「約10億円になる。納税促進課に国税OBも配置して努力している」との答弁がありました。
 中西議員は、こうした悪質な高額滞納者に対しては、市長はじめ断固とした態度で望むべきと意見を述べました。

 


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