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■良いお年を…(広瀬ひとみ)(2024.12.24)
12月議会の最終日。物価高騰対策で低所得者への3万円の給付金のための補正予算が計上されたものの、支給は年越し。年を越すのも厳しい家庭もあるなか、市役所は暦通り9連休に突入です。 またとない長期休暇、職員の皆さんにも人間らしい時間を「自由な時間」を楽しんでほしいと思う半面、様々な暮らしの相談窓口も閉まることに不安が募ります。寒さに凍え、恐怖に怯えることなく年を越せることに感謝をしつつ、平和や暮らしを守るためにもっともっと声をあげていきたいと思います。 2025年は、市議会も市庁舎移転、市駅前開発に向けて大きな決断が求められる年となりそうです。 市民への交通支援も行わないまま、市駅前開発にひた走るのではなく、老朽化する市役所を早期に建替え、暮らしの応援をと引続き頑張る決意です。 |
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■市民の願い不採択(つつみ幸子)(2024.12.17)
12月議会に提案された「公共交通と外出支援について」の請願は、建設環境常任委員会に付託され、6日に審議が行わました。6日現在では8791筆の署名と、400枚を超えるハガキと共に提出されました。 請願を提出した「高齢期を豊かにする会」の皆さんは、この2年間、街頭や集会で署名を訴え、ニュースの発行やハガキ付きのビラなどを作り、署名を集められました。 今年に入って、京阪バスの減便等のダイヤ改正、関西空港までのバスの廃止、12月からバス運賃の値上げが行われ、市民の皆さんの「公共交通を守ってほしい」「高齢者などへの運賃の助成をしてほしい」との声が広がり大きな力になりました。 請願審議がされた委員会には、31人の方が傍聴されました。残念ながら委員会では不採択となりましたが、あきらめず、市民の願い実現に頑張りたいと思います。 |
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■稼ぐ市政でいいのか(松岡ちひろ)(2024.12.13)
12月議会が始まり、野外活動センターの民間サウンディング市場調査や、樟葉駅前芝生広場の商業化のための予算、鍵屋資料館の賑わい拠点などについて等が案件に上るなか、どこもかしこも「稼げる」ことが最大課題みたいな状況に、何故?とみんなに聞いてまわりたくなる。 市役所の中は、「民間ノウハウ」という言葉が、まるで黄門様の「印籠」のように重宝され使われているが、「具体的になに?」と聞くと、大概「柔軟な人事」と答えてくれる。つまり、民間は、安い非正規労働者をつないで仕事をしてくれるということらしい。 市民の暮らしに責任持つ市役所の仕事、本当にこれでいいのか? 財源確保は大事だが、鍵屋や野外活動センターなどの社会教育施設や、自由に市民が使っていた駅前広場などを活用した「稼ぐ市政」では、豊かな市民の暮らしは実現ができない。 |
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■保険証を残そう(みわ智之)(2024.12.07)
12月2日から、現行保険証の新規発行が停止されました。トラブルが相次ぎ、利用率は1割強にも関わらず、マイナ保険証への移行をごり押ししています。 先日、病院運営審議会に参加しました。マイナ保険証の利用率によってDX加算があります。9月までは15%の利用率で、11点(1点10円)の加算でしたが、10月からは、利用率30%でないと同じ加算が付かないそうです。経営の大変さを逆手に、病院窓口でもマイナ保険証利用の呼びかけが進められています。 推進する狙いは「医療分野においてビックデータの活用は非常に価値がある」(経団連)と個人情報の利用で利益拡大を狙う財界と、国民の所得等を把握し、税の負担増を狙う政府の思惑があるからです。 いまこそ「現行保険証の存続を」と声を上げましょう。私も共に頑張ります。 |
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■無責任知事(広瀬ひとみ)(2024.12.02)
吉村大阪府知事が、兵庫県議会に解散を迫る提案をしたと聞き驚いた。維新の代表としての発言とは言え、現職の大阪府知事が兵庫県議会に口を出す、おかしくないのか。 選挙になれば府政を放り出し選挙支援に明け暮れる。公職選挙法違反ではないが空白が続く公務日程表を見て疑問を感じる。吉村知事が推進してきた万博チケットの売り上げは伸び悩み赤字の心配も。万博協会は共産党の視察を拒んできたが、たつみコータローさんが国会に戻り、経産省と交渉し早速、万博視察が実現した。しんぶん赤旗が、むき出しのガス抜き管に「火気厳禁」と貼紙がされている写真を報じた。安全とは言えない万博に子どもを連れていかないで!、児童相談所の視察に伺った豊中市の商店街には保護者らが呼びかける署名のポスターが貼られていた。同感だ。 |
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