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■格差社会と蟹工船 西村たけし(2008.05.26)
日本経済新聞5月21 日号一面「波音」に「格差と多喜二」と題した記事が掲載された。 「俺達には俺達しか味方が無えんだ(蟹工船)」と、団結に目覚める工員たちの姿に共感を覚える若者が多喜二読者を増やしているらしい。 私は日経新聞愛読者だが「日本経済の空気」をよく読んでいると思う。「ルポ貧国大国アメリカ」(堤未果著)がベストセラーだ。アメリカのサブプライム問題は、低所得層から家を奪った。アメリカで起こり次は日本か。 |
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■木や草花に愛おしさを感じて〔伊藤わか子〕(2008.05.03)
二月に甥の愛犬で16才だったアスカを見送り、 いま、私はアスカとの思い出いっぱいの香里団地を、 一日の終わりに散策しています。 行き交うワンちゃんにアスカの姿が重なります。 ケヤキや銀杏の新緑の美しさやさつき・はなみずきの花にも見とれながら季節の匂いを感じて歩いています。 若い頃は、「花よりダンゴ」だった私が,昨今、木々や草花にも愛おしさを感じるようになったのは、 年を重ねたせいでしようか。 伊藤わか子 |
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