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福祉先進都市 明石の党議員団と懇談
(2021.11.19)
11月11日、党議員団は明石市の共産党議員団を訪ね懇談しました。
全国初の施策を次々実施し、人口は8年連続増加、過去最高人口を更新中で30万人を突破した明石市。例えば「5つの無料化」として、所得制限なしに@中学生の学校給食無料 A保育料の第二子以降完全無料 B医療費が15才まで完全無料 C公共施設の遊び場が親子とも無料 D満1歳までおむつ無料といった子育て支援策を行っています。
Dについては、0歳児を養育する家庭が、専用の赤ちゃん用品カタログから紙おむつやミルクなど2点を選ぶと、生後3ヶ月目から毎月配達員が届けるシステムで、単なる配送ではなく、その際に声かけをするなどの見守り支援にもなっています。こうした取組で、合計特殊出生率が2018年に1・70(全国平均1・42)に。
また、学生支援として家賃、学費の独自支援や認知症診断料の無料化、恒常的な生理用品サポートプロジェクトや障害者の合理的配慮への公的助成、犯罪被害者の支援のための賠償金建て替え支援など高齢者、障害者、人権施策でも充実した取組を進めています。
この間、党議員団でも明石市の先進事例を議会でも紹介をし、枚方市でも実現をと求めてきました。しかし、これらを支える職員や財政の状況はどうなっているのか。他にしわ寄せはないのかなど質問。
子ども人口の急増により保育所の増設に追われ、今後、児童会室の確保や学校改修の取組が待ったなしの課題となっているが、人口が千人増えれば、交付金は1億円増加するため、市民サービスの充実と職員削減から職員増への転換も進められているとのことでした。市役所入り口には、子連れで手続きに来られた方のための一時預かり所(無料)があり、やさしい社会の実現をめざす明石市の姿勢を実感しました。
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