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中心市街地のまちづくりとアオーレ長岡を視察
(2018.02.07)
枚方市が市駅周辺再整備と新庁舎基本構想の策定について具体的に取り組むことが決まり、議員団としての政策を検討するために、開府400年を迎えた新潟県・長岡市の中心市街地のまちづくりを視察しました。
はじめに、「都市機能集積による中心市街地のまちづくり」について説明を受けました。
もともと市庁舎はJR長岡駅から1.5キロ離れたところにあり、車での来庁は便利だが公共交通機関利用者は駅からバスで行かなければならなかったこと、駅周辺の活性化をはかるために中心市街地活性化基本計画が策定されたということでした。
特徴の一つとして全国初のまちなか型市役所の実現として、あえて市役所機能を分散配置にすることで、まちなかの賑わいや回遊性を創出する。
そして商業中心から市民活動中心の街へ再生させたということでした。
説明後、アオーレ長岡の市役所本庁舎を見学。ワンストップ窓口ということで、来庁者をコンシェルジュ(案内人)が迎え要件を聞いて窓口に案内。住民票の窓口に座っても国民健康保険業務などについても対応でき、必要な要件があれば担当課に連絡し職員がくるというシステムを取っています。
隈研吾氏という著名な建築家の設計だけに、素晴らしいデザインになっていますが使いがってには問題があるように見えました。
また、議会議場(左写真)が市民に開かれたものにするということで1階にあったのも驚きました。
中越大震災の経験を生かした安全安心・防災対策として市民防災センターがあり、特に災害対策本部室には、市内全域を定点カメラで現況を把握でき、最新のシステムが導入されていました。
アオーレ長岡のシティープラザ部分では市民の文化・学習活動の拠点、市民協働活動の拠点としての設備があり、市民は無料で利用できます。プロレスの興行など民間団体は有料になりますが、賑わい創出を重視した料金にしているということでした。
その後、大手通中央地区市街地再開発事業として整備された市役所大手通庁舎、まちなかキャンパス長岡、ちびっこ広場を見学しました。
各建物に市民活動として利用できる会議室、若者がバンド練習できるスタジオ(いずれも無料)があり、活発に利用されていました。
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