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市政ウォッチ


子ども・地域の大切な学校の在り方、勝手に決めないで…各地域で学校規模適正化審議会答申の説明会開かれる(2016.07.21)

 学校規模等適正化に関する説明会が6月26日の中宮北小学校から始まり、30日に西牧野小、7月2日は高陵小、5日が明倫小、8日に招提北中学校、11日には山田小、14日に東香里小、17日には樟葉北小学校と開催されてきました。
 議員団から、のぐち議員が中宮北・高陵・明倫・山田小学校に、松岡議員が西牧野小学校、招提北中学校、楠葉北小学校に、つつみ議員が東香里小学校の説明会に出席し、保護者のみなさん、地域のみなさんの意見を聞いてきました。
 今回の説明会は、今年3月に学校規模等適正化審議会が発表した「枚方市立小・中学校の配置等の適正化について」の答申を説明するという目的で開催されているものです。
 ・参加者からは答申撤回せよの声も
 党議員団は、そもそも審議会が答申を出す前に各学校・地域の意見を聞くべきだと求めてきましたが、最終的にはインターネットアンケートを実施しただけでした。
 その結果、答申では保護者や子ども、地域のみなさんの生の声、各学校の歴史や条件、学校の実態が充分反映されていない内容となりました。
 説明会では当事者である保護者や地域の方から、「答申」に納得できない、理解できないという声が多く出されています。
 特に、中宮北、明倫、山田小学校では、参加者から答申の撤回や反対する意見が集中しました。
 地域の避難所はどうなるのか、校区コミュニティーがどうなるのか、見守りや地域での子育てはどうなるのかという質問にも答えなし。
これでは住民はますます不安がつのります。
 東香里小学校説明会では、教育委員会職員が、「新しい学校を建てるためにお金がいる。統合後の跡地を民間に売却してあてることも考えられるとか、小規模の学校では、先生の当たりはずれがあっても、クラス替えがないと、そのままになる。教師としても、小さな学校に来てしまったと言う思いもある。統合でクラス数が増えれば、劇的に教育条件が変わる」など市民に誤解を与えるような説明も行なわれていました。
  ・小中一貫校は検証中?
  山田小学校の説明会では「小中一貫校になれば大規模校になる、どのようになるのかわからない」という質問がありました。
 課長は「小中一貫校(施設一体型)については、我々も勉強しながらメリット・デメリットについてさらに検証する必要がある」と答弁しました。
 しかし、答申では小中一貫校(施設一体型)推進が示されています。このような状況の中で、なぜ、施設一体型の答申が出たのか、全く疑問です。
 この説明会は審議会の答申を説明する場ですが、参加者から様々な質問や意見が出されます。
 多く出されたのは通学路の問題です。通学距離が2.2kmになり、大人の足で40分、1年生では1時間かかる、全国一暑い枚方で子どもに1時間も歩かせるのか、これまでは地域の見守りがあったが、どうなるのか、安全対策は大丈夫か、子どもを心配する声が多く出されました。
 また、通学区域の変更で小規模校の解消ができるという意見も多く出されました。
 議員団では、説明会での充分な説明とともに、記事録の公表や再度の説明会実施など説明会で約束したことの実行を求めていきます。




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