議員日誌：日本共産党枚方市議団

■福井県武生市の中学校給食を視察(2005.02.04)

　中学校給食は、大阪府下では実施率が９％と少ないのですが、全国的には３２県で１００％実施されるなどあたりまえになっています。
　「枚方でも中学校給食をしてほしい」との声が聞かれます。しかし、中学生自身や保護者の中にはもちろん「お弁当持参が良い」との意見もあります。最近は、選択制の中学校給食も増え、近隣市でも検討が始められています。２年前より段階的に実施を進めてきた武生市を訪ねました。
　福井県下で唯一、中学校給食が未実施だった武生市（人口約７万人）で、長年の保護者の運動が実り中学校給食が実施されました。
プロジェクトチームを発足し、中学生・保護者・教職員へのアンケートを実施するなかで、持参のお弁当はもちろん、教室で食べるランチボックス、ランチルームで食べる食堂方式のメニュー（それぞれ二種類のメニューから選択）の中から、選択できる方式を採用。ＩＴを活用し、生徒は自らが選択して注文を行います。費用は一食２５０円で、塩分控えめで野菜がたくさん入ったバランスのとれた暖かい給食は子ども達にも好評で、約７割の子どもが給食メニューを選択していました。

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