|
■２０１８年度予算要望書を提出しました(2017.11.29)
 議員団は夏に実施した「市民アンケート」や各運動団体、地域のみなさんから寄せられた声を330項目にまとめ
11月22日、伏見市長に提出しました。
（要望全文は、「政策と見解」欄に掲載しています） |
|
■各常任委員会の視察報告（10月30日～11月７日実施）(2017.11.20)
●全児童放課後事業などで船橋市・東京杉並区を視察（文教常任委員会…つつみ）
文教委員会は、千葉県船橋市で実施されている全児童放課後事業「ふなっこクラブ」と東京都杉並区の放課後事業を視察しました。
船橋市では、学校内に学童保育があり、全児童対策事業も直営での運営がおこなわれていました。 気になったのは、保護者向けの案内の中に「他のお子さんの安全な活動の妨げとなるような言動が続いてしまったお子さんは参加をお断りすることがある」とあったことです。「実際に断ったことがある」とのことで、管理運営上の難しさを感じました。
杉並区では学童保育を小学校内に設置するため、それまで学童保育を行っていた地域の児童館を全て廃止するなどの再編が行われていました。
学童保育に係る費用は少なくありませんが、経費削減を優先するのではなく子ども達が安心して過ごせる居場所を提供することが行政の役割だとあらためて感じました。
●医療センター・動物愛護管理センターを水俣市・下関市に視察（厚生常任委員会…広瀬）
芦北医療圏の人口は約５万人。このなかで４０１床を有する水俣市立医療センターを厚生常任委員会で視察しました。人口減少の中にあっても一般的な治療は地域で提供できるようにと病院改革を進め、医師50人を確保。県下でも有数の病院として評価を受けている病院です。
市立ひらかた病院（３３５床）と同様に急性期病院ですが、回復期の患者さんのために９月から包括ケア病棟を開設。写真は病棟内の様子で自宅と同様の環境で動作訓練が出来るようリハビリを実施できるようになっていました。
下関市の動物愛護センターは中核市移行後に整備されています。枚方保健所と違って下関では猫の引取り処分も多く実施されていましたが、猫の適正飼育に関するガイドラインを作成するなどし、人と猫が共生できるまちを目指していました。
●防災の取り組み、駅周辺再整備で三島市・町田市を視察（総務常任委員会…松岡）
総務委員会では、①静岡県三島市「男女共同参画の視点等を踏まえた防災の取組」②東京都町田市「南町田駅周辺再整備事業」を視察しました。
三島市は、あらゆる防災の取組をきめ細かに行っていました。
男女共同参画の取組みでは、災害が起きれば２週間以内には「女性班」が本部に設置され、女性相談窓口の設置、女性への配慮事項の状況把握、子ども達への支援、福祉避難所への搬送支援を行うことが定められています。配慮事項チェックシートや必需品物資リストも作成され、支援行動が速やかに実施できるように整えられていました。また、「ママが楽しく学ぶ防災講座」も実施され、子育てママ対象に「ポリ袋で簡単防災クッキング」など若い世帯への啓発活動も行われていました。
南町田駅周辺再整備事業は、駅前にある民間アウトレットモールの拡張に伴う再整備事業で、隣接する町田市の公園と一体化し、駅前高層マンションなどを建設、人口流動を促すというものでした。
但し、公園を削り住宅や道路を作るといった当初計画に、多くの住民から反対があり、一部計画変更も行われました
●公共交通とプレイパークで豊橋市・横浜市を視察（建設環境常任委員会…のぐち）
建設・環境常任委員会は愛知県豊橋市と神奈川県横浜市を視察しました。
豊橋市では公共交通の利用促進について、豊橋市の公共交通をともに育む条例とモビリティ・マネジメントについて説明を受けました。公共交通の概要は鉄道、路面電車、路線バス、タクシー、コミュニティーバス（写真）があり、この公共交通を民間企業の営利事業ではなく、重要な社会インフラとして地域社会全体で支えていくために条例を作り積極的活用を図る取り組みについて学びました。
横浜市のプレイパーク支援は、世田谷区で始まったプレイパークを横浜のお母さんたちが自分たちで始めた活動に行政が加わって行なっています。
当日は港南台生き生きプレイパークを現地視察し、
運営するＮＰＯ法人ＹＰＣの代表はじめ、スタッフの方のお話を聞くことができました。指導員を雇用していること。公園の担当、こどもの育成担当、地域振興など複数の課が協力して実施していることなど、市民の活動を行政が支えることの重要さを学びました |
|
|
