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■大型開発より市民の暮らし優先の市政を…市民説明会のまとめ(2023.08.07)
枚方市駅再整備計画についての説明会が、9か所で開催され484名が参加しそれぞれ市長に質問を行いました。しかし、質問回数が一人1回と制限され、時間も限られた中では十分納得が得られる内容ではありませんでした。 多くの方が「市役所は駅から近いところに」「老朽化している市役所の建て替えを急いでほしい」 など計画の変更を求める要望・意見を出されましたが、市長は「国・大阪府・市」で協議して進めているので変更には時間がかかると、計画の見直しは難しいという対応でした。議会での議決も無視し、市民の声も聞かずに進めてきた計画策定に対してなんの反省もありません。また、出された資料についても疑問の声があり根拠の乏しいものと指摘されていました。 いま、物価の高騰で市民の暮らしは大変です。そのうえ、気候変動の影響で災害が頻発しています。枚方市がやるべきことは、市民の暮らしを守るための施策を増やし、災害に強い街づくりを進めることです。 共産党議員団は、引き続き、大型開発の見直しを求め、市民の暮らし優先の市政を実現するために頑張ります。 |
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■高齢者等の外出支援を求める学習決起集会に参加しました。(2023.08.07)
7月29日、高齢者の外出支援の拡充を求める会が学習決起集会を開催。猛暑の中、70名が参加し堺市のおでかけ応援(外出支援)制度と拡充の取組について学びました。党議員団からも広瀬議員、つつみ議員が参加しました。 講師の堺市のバス・公共交通を考える会の松永氏は、市民の立場で堺市長選挙にも関わってきた立場から、市長選の結果と教訓にもふれながら、堺市の制度概要と交通事情、世界と日本の違いから交通まちづくりについて話されました。 堺市のおでかけ応援制度は、2004年に始まり、当初は5の付く日など限定的な利用から2018年度に現制度まで拡充。2019年の市長選挙で「おでかけ応援バス拡充」を公約に掲げた現維新市長は、公約を破り、改悪案を2度にわたり議会に提案。しかし、大きな市民運動でこれを阻止してきました。跳ね返した力の背景は、@公約破りの重大さ、A堺市が「効果検証報告」、高齢者への効果だけでなく社会的効果が大きい、B沢山の市民が利用する身近な制度、C移動の自由は、市民の切実な願い、D歴史を積み重ねた重みだと語られました。 主催者からは、交通問題は、生活の土台、まちづくりの土台だ。暮らしやすいまちをつくるための基礎となる運動だと、さらに大きな運動を広げる呼びかけが行われました。
堺市のお出かけ応援制度とは ●65歳以上の高齢者は、100円でバス(路面電車・阪堺線も含む)で、自由に市内へ出かけられる。 ●対象市民の69%(16万人)がカードを所有。 ●財源は、堺市と南海が折半で負担。 ●「65歳になるのが楽しみ♪」と市民の声 |
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