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市政ウォッチ


大規模開発は地域に大きな影響−−住民の声を聴き適切な対応を(2017.08.21)

8月11日、南部生涯学習市民センターで「星田北・星田駅北土地区画整理事業」について市民説明会が開催され、つつみ議員が出席しました。
 会場には地域の住民の方など約50名が参加し、住民の皆さんからは「開発に伴い日々の暮らしが大きく変わっていく」「地域の不便さを考えてほしい」など懸念の声が上がりました。
 現在、高田地区から星田駅まで続く「市道星田高田線」がありますが、この道路は途中から交野市の市道となっています 説明会で、交野市は市道を廃止する予定と説明がありました。
 交野市の市道部分に「流通倉庫」などの施設を誘致するため、現在の道路は廃止し、施設に沿って作る道路(南北の道路)を「星田高田線」の枚方市部分につなげる予定です。
 枚方市は「枚方市側はそのまま残す」としていますが、この道路は以前近隣住民の方から「交通量が多く狭くて危険。歩道など作るために道路の拡幅と整備をしてほしい」と要望書が提出されているところです。
 この開発は周辺住民の生活に大きな影響を与えることも。
 あらためて充分な情報開示と住民意見をしっかり聞く必要があります。
●道路が廃止され、地域の不便さを考えるべき。枚方市はなぜOKするのか
→実施までの間、適切な内容になるよう検討していく
●府道は渋滞や事故も多い。交通量調査などどうなってるのか
→課題は認識している。安全な交通対策を検討する。
●歴史文化財を大事にされるのか。農業をされている方への影響は
→埋蔵文化財の調査はおこなう。農家の方の意見を聞き環境に配慮していく。
使いやすく安全・安心の光善寺駅を…光善寺駅西地区再開発事業説明会 開かれる(2017.08.21)

光善寺駅西地区第一種市街地再開発事業等に関する説明会が8月4日と5日に開かれ、計101名の市民が参加し、議員団から松岡議員とのぐち議員が出席しました。
 市からの説明会の後、出席した市民からは光善寺駅が高架事業によってどのように変わるのか、新しい駅の位置なども示されておらず、駅周辺がわかるように示して欲しいという要望など、以下のような質問や意見が出されました。
・駅前広場はバスやタクシーだけでなく送迎用のマイカーのことも考えて欲しい。
・道路の幅が狭く歩行者の安全が確保できるようにしてほしい。
・通勤客用に公衆トイレを設置して欲しい。
・駅前広場に木を植えて欲しい。
・駐輪場を十分確保して欲しい。
・1階から4階まで店舗が入るということだが私も権利者だが、それだけ埋まるのか疑問
・高層の建物ができるようになるがビル風などは大丈夫なのか
・出口方面に向かう歩行者はどこを歩くのか
・都市計画道路北中振線が整備されるが線路超えた東方面の道路はどのようになるのか
 市民の皆さんからは実際に生活する視点からの問題点や様々な意見が出されました。
 計画では再開発事業は平成37年度完成。連続立体交差事業は40年度末完成予定で進められるという説明もありました。
債権回収条例・国税徴収法を学ぶ…議員団主催の学習会(2017.08.21)

8月10日(木)講師に、戸田伸夫税理士(元税務職員)を招き、議員団主催の公開学習会「債権条例とは何か」を開催しました。
 ・・・・・・・
 まず初めに、松岡議員から、枚方市の状況として、競売にかかった住宅の庁舎内写真付き掲示や、債権回収課窓口での、タイヤロックの見本を置き徴収強化を図ろうとする中、いよいよ9月議会に、債権回収条例を提案がされること等を報告。続いて、債権回収業務は、国税徴収法が基本となるため、戸田講師から、国税徴収法を中心にした話がありました。
 戸田氏は、自治体では徴税ノルマの競争によって、納税者無視の差押強化となり、全国的に、差押禁止財産すらも差押されていると説明。
 また、「ノルマの中で差押の実務ばかりを学ばされ、納付能力調査や滞納処分の執行停止をしらない、やったことがない職員が多い」と指摘されました。
 国・地方・社会保険事務所は裁判所を通さずに自ら財産を差し押さえることができる「自力執行権」が与えられているとし、「大変強い権力が持たされている。これはマルサより強い権限。本来はその調査及び執行は限定的に行われるものだ」「現行の法制定にあたり調査会会長からは徴収行政のあり方について強権力の乱用を強く戒められている」という話も。
 国の「滞納整理の基本姿勢」では、納付に困難な滞納者にたいしては、具体的な納付計画に基づき、適切に納税緩和措置を講じて、確実に納付させることが必要で、そのためには滞納者の実情を十分把握したうえで見極めを的確に行うことが重要。法令等に基づき適切に対応、留意すると書かれ、納税者に対する親切・丁寧な応対や適切な表現による通知、差押財産の選択への考慮などと示されているということでした。
 参加者から質問や発言等がありました。
「市税リポートひらかた」を情報公開請求にて手にした市民の方から、「このリポートを読むと市民の生活再建について一切触れられていないことがとても不安」といった発言。
 この他にも、実際に債権回収課の職員と話をした市民の方からの報告や、自営業者の方からは「売掛金は差押えにはならなくても、実際には調査されれば、そこですでに信用をなくすことになる。調査についても慎重にしてほしい」といった意見も出されました。
 講師の話に、さらなる学習の必要性を感じるとともに、参加者から頂いたご意見なども参考にしながら、議員団として取り組んでまいります。




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