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■カーブの多い京阪電車安全対策はどうなっているの(2005.06.18)
JR福知山線の脱線事故を受け京阪電鉄の安全対策について日本共産党と京阪電鉄の懇談会が6月9日、京阪枚方事務所において行われました。 日本共産党から山下よしき府副委員長、宮本たけし前参院議員、山下京子11区国政対策委員長、黒田府議、枚方・門真・交野の各市議団が参加し、9項目の安全対策について説明を受けました。京阪電鉄は、もっともカーブが多く、85ケ所のカーブがあります。そのためすべてに脱線防止ガードを設置しています。ATSーPについても独自の基準を設け、停止線までに3〜4ケ所に設置しています。走行スピードは調査をしたところ、普通で平均38キロ、特急で66キロということです。 |
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■子どもが 親が 地域が育つ 「子育て応援都市にいざ」を視察(2005.06.01)
5月24日視察2日めは、子育て支援施策の先進都市としてマスコミを始め、全国から注目を集めている埼玉県新座市を視察しました。 新座市は埼玉県の南西部に位置し、東京都練馬区に隣接する人口15万人強のまちです。新宿まで電車で30分程度です。 新座市では枚方でも今年に発表された「次世代育成計画」を昨年3月に公布し、その計画を次々と実行に移していっています。
始まりは公民館から 新座市では公民館がお母さん達の交流と癒しの場、止 まり木となっていました。子育てサークルが増え、「ネットワーク」が生まれ、公民館の職員と一緒に行動を始めました。そして、生涯学習課に「いっしょにやりませんか」というお母さんたちの働きかけから、文部省のネットワーク事業がスタートし、5年でNPO法人「新座子育てネットワーク」となりました。子ども家庭応援室ができるまで所管は教育委員会だったのです。
ネットワーク事業 17年度の子育て支援ネットワーク事業は、市民参加の「推進委員会」のもと「運営委員会」が年12回開かれ、各種事業の計画・報告をしています。各社会教育施設で子育てサロンやステップサロンなど多様な事業が実施されています。
子ども家庭応援室 新座市では次世代育成計画を推進するために新たに「子ども家庭応援室」を設け、庁内の教育関連施策をはじめ、各部署との連絡調整、子育て支援に関わる住民組織や児童相談所、保健所などとの連携を強化しています。
対策地域協議会 計画の推進にあたって各年度の実施状況を把握・点検するために、市民の意見を反映する「新座市次世代育成支援対策地域協議会」が公募3名を含む22名で設置されています。子育てサークルの代表も当然選任されています。
子育て支援施設を見学 午後から、施設見学を行ないました。新座市には児童センター(児童館)が2ヶ所、子育て支援センターが3ヶ所、つどいの広場が1ヶ所あります。 始めに「つどいの広場セサミ」を訪ねました。左の写真はセサミのある児童センター「よいこの国」のホールです。窓の向こうは隣接する公園で自由に出入りができます。館内は子ども達がいろんな遊びができるようになっています。その2階の一角にセサミがありました。 次に市立栄保育園内にある子育て支援センター「るーえん」訪ねました。昨年に移転新築した保育所の2階部分50uほどの広さで、お母さんが癒され、交流できる空間となっていました。 新座市長が子育て支援を語る 新座市議会議長の歓迎の挨拶、担当者からの説明中に須田新座市長が登場しました。忙しい中、挨拶と、市長としての子育て施策についての思いを語ってくれました。家庭の事情で小学校に上がる前から格差が大きくなっている子ども達のスタートラインでの挌差を埋めるために小学校1年生に、トイレの排泄や着替え・給食の指導や援助をする「生活指導補佐員」を配置すると共に、1年生の副担任制度を実施していることや、福祉と教育の縦割り行政を解消する取組み等、新座市独自の施策について熱心な説明がありました。 |
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