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■市役所は市民会館跡地に建設を…市民が集まり元気にコール(2024.05.28)
5月21日「枚方の街づくりを考える市民ネットワーク」が、ニッペパーク(岡東中央公園)で「大規模開発ノー・市役所は市民会館跡地に」と題して市民集会とデモを開催。集会には170人が参加。議員団も4人で参加しました。集会では、市民の意見を聞くよう市長に面談を求める決議が採択され、集会終了後に市長に届けられました。デモ行進は、快晴の中、「市長に会いたーい」などとシュプレヒコール。 「頑張れー」と声をかけてくれる若い方もいて、元気が出る集会でした。6月議会でも皆さんの声を届けるために頑張ります。 |
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■庁舎建設は市民対話を重視…伊丹市役所を視察(2024.05.28)
5月22日(水)伊丹市役所へ、市議団で視察に行きました。 伊丹市は、人口約20万人の自治体です。2022年11月に現地建て替えで6階建て新庁舎を開庁させました。 庁舎は隈研吾さんが基本設計をおこなったという庁舎の外観は、清酒発祥の地として酒蔵の白壁が表されていました。
・市民との対話・協働・負担軽減を重視 新庁舎計画当初から関わっているという担当課長が始めに述べたのは「市民対話」。 計画を迅速に進めるには、市民対話が有効。市民の声をいかしたものであれば議会の合意形成が進むと、3千人の郵送市民アンケート、来庁者アンケート、障害者団体なども含めた市民ワークショップも10回以上開催し、市民合意に努めたということです。
・市役所の位置は駅前が効果的 担当者は市役所位置について、「駅前に建てたかった」と言います。国の補助金に申請期限があり、やむなく現地建て替えになったが、市役所のまわりには人流が生まれるため、駅前がまちづくりとして効果が見込めるとされました。
・震度想定8〜9で設計 もともと、庁舎が損壊した2016年の熊本地震がきっかけで新庁舎計画を前倒しで進めた伊丹市。庁舎横の市民広場には、もともとあった庁舎の地下を活用した地下倉庫が設置されています。電気は2回線受電式、自家発電72h、便層の設置され、下水管が破損した際にも1週間もつ容量です。 他にも、従来比でエネルギー54%削減。900tのCo2削減と環境にやさしい庁舎となっていました。 庁舎の位置の考え方や市民対話重視など参考になりました。 |
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■京阪バス、秋にまた減便…対策求めて市に緊急要望(議員団)(2024.05.21)
5月15日、土木部長より「京阪バス株式会社 枚方市管内路線でのダイヤ改正(緊急)について」と題する報告文書が資料とともに配布され、交通対策課より説明がありました。 今回のダイヤ改正は、多数の離職者が発生しさらに運転士不足に陥ったため、緊急にダイヤの減便を実施するということです。5月27日から、平日ダイヤを対象に枚方市内126便、それ以外29便。さらに、関西国際空港線は全て6月1日より当面の間運休になります。今回の報告では、今年秋に、減便を含むダイヤ改正を実施する予定となっています。 すでに今年、4月のダイヤ改正で16路線で平日107便、土曜日79便、休日82便が減便され、市民の皆さんからは「不便になった」との声が上がっています。さらなる減便は、市民の暮らしに大きな影響を与えることは必至です。しかし、これに対する市の対応は「市民への公共交通利用促進の啓発に努める」というもので、具体的な対応策は示されていません。 地域住民が、いつでもどこでも自由に、安全に移動することは、健康で文化的な生活を営むうえで欠かせないものです。憲法に保障された生存権、移転の権利、幸福追求権などをもとに移動する権利を保障する施策が求められています。住民の生活基盤である地域公共交通の衰退に歯止めをかけるためには、国や自治体の積極的な関与が必要です。 公共交通は、市民の移動の権利を守るためのものです。 議員団は、枚方市に対して緊急要望をおこない、副市長・土木部長と懇談しました。
要望内容は以下の通り 1.減便を早期に解消し、秋に更なる減便を行わないよ うバス事業者に要望すること。 2.市長が自らバス事業者と懇談を行い、市として事業 継続ができる支援を検討、実施すること。 3.交通運賃助成を直ちに実施し、バス利用の促進を図 ること。 |
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■昨年建て替えた八幡市役所を視察(市民ネット)…議員団から広瀬議員が参加(2024.05.14)
4月21日、「枚方のまちづくりを考える市民ネットワーク」のみなさんと広瀬議員は京都府八幡市役所を訪問しました。現地では、山本八幡市会議員に案内をしていただき庁内を見学しながら説明を受けました。 1978(昭和53)年に建設された八幡市役所は新建築基準に対応しておらず耐震性に課題があったため2018年(平成30年)に庁舎整備計画を策定し、2023年1月整備されました。 新たな庁舎は、現庁舎の敷地を活用し免震構造で整備。木津川決壊時には約6mの浸水想定となるため、庁舎機能は2階部分からとなっています。また、隣接する旧庁舎は今後2階以上の部分を減築し、新庁舎と旧庁舎の屋上をつなげ災害時に活用できる市民広場として整備する予定です。 庁舎は6階建てで、5階の危機管理課の横には災害時に対策室として利用する部屋が設置されておりモニターに市内の災害状況を映し出されます。 庁舎の整備費は約65億円で財源は有利な緊急防災減災事業債を活用しています。光を上手く取り入れた明るい庁内には市民利用が出来るエリアもありました。 災害時に備えて枚方でも庁舎の早期整備が求められます。 |
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■万博遠足の件で、教育委員会に聞き取りを行いました(2024.05.14)
大阪・関西万博への遠足の取組状況について、市議団では危険な場所への遠足は止めるべきとの立場で、4月18日枚方市教育委員会に聞き取りをしました。聞き取った主な内容は以下の通りです。
・各学校・保護者への情報提供等について 市では、校長会には大阪府教育庁からの説明会資料(最下段QR)で報告しており、保護者には、まだ伝えていない。 遠足について教育委員会としても、いくつもの課題認識を持っている。 観光バスは、協会が確保すると示しているものの、確保数は、10台/日と示されており、枚方市でバスを確保しなければならないこととなる。すでにバスの確保が難しくなっており、また確保できたとしても、高騰しているバス代は、保護者負担となる。電車であれば、安全が確保できるが引率方法について検討が必要。 また、同時に万博期間中のバス不足は、万博以外の遠足にも支障を来し、学校行事に影響すると考えている。 さらに、遠足には教育的効果を求めることになるが、例えば、パビリオンの希望は聞かれるものの、博覧会協会の割り当てとなるため、今後の判断となる。 万博遠足を行うかどうかは各学校判断としており、学校で周辺の状況も合わせて判断される。 ・会場の安全性への課題は認識 会場内の昼食場所について、屋根がある場所は2千人収容可能とされており、協会が小学生優先で割り当てる予定。だが、昼食場所の確保がされていない。
・府下校長会で要望を提出 その他の自然災害対応の課題なども含めて、府下校長会では、大阪府教育庁に向けた要望を提出している。
以上の内容でしたが、 議員団では、あらためて枚方市に要望を提出することにしています。 |
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