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市政ウォッチ


地域包括支援センターを訪問しました(2006.05.20)

介護保険法の改正により枚方市は4月から7箇所の地域包括支援センターを設置し「くらしすこやか総合相談窓口」としてスタートしました。センターでは、高齢者の福祉・保健・医療の総合相談、権利擁護・虐待防止の相談、地域のケアマネ支援や介護予防計画作成などを行います。
5月9日、市議団は大阪社保協寺内氏・おおさかヘルパー連絡会藤田氏と一緒に2つの地域包括支援センターを訪問しました。
地域包括支援センターは枚方市から委託を受けた社会福祉法人、医療法人が運営しています。なじみのない地域でいかにセンターの役割を広げられるかが重要になっていますが、センターでは地元の会合などに積極的に出かけて広報活動を行っています。民生・福祉委員などから相談が少しづつ広がり地域のセンターとしての期待感が伺えます。
しかし、一方では地域的に高齢者の数や相談件数などに格差があり、一律の委託費では管理面でも地域格差が生じる点や、介護予防プラン作成ソフトができていない中で事務量が多く、本来の相談業務がしっかりできるのか不安な面も残されている事を実感しました。
短い期間でスタートした包括支援センターですが、行政の責任としてセンターの機能充実に努めなければなりません。
議員団としても今後の状況を見極めながら、行政に働きかけを強めていきます。
学習権を切り捨てる生涯学習の再編 公民館ネットが学習会(2006.05.20)

学習権を切り捨てる生涯学習の再編  公民館ネットが学習会 5月2日・6日と公民館ネットが主催し、市生涯学習推進審議会で報告された生涯学習の「基本的な考え方」についての学習会が開催され、伊藤・広瀬・西村・野口議員が参加しました。
 社会教育の専門家からは市の考え方の問題点が明確に指摘されました。
@ 生涯学習の基本に学習権保障があるのに一切説明していない。社会教育とは「自己教育」「相互教育」であると規定されているのに全くふれていない。それぞれ間違った概念を説明している。
A「学習権の保障」の考えが欠落している。平成13年から市はこのことを言わなくなった。
B 生涯学習市民センターの使命はいったい何なのか全く理解できない。
 市が進める生涯学習の再編は「住民のため」ではなく「行政のため」の生涯学習推進であることがよくわかりました。
星ヶ丘厚生年金病院の公的医療を守り充実させる会「総会と講演のつどい」患者・住民、病院・職員、自治体が力を合わせて(2006.05.20)

星ヶ丘厚生年金病院の公的医療を守り充実させる会「総会と講演のつどい」患者・住民、病院・職員、自治体が力を合わせて 星ヶ丘厚生年金病院の公的医療を守り充実させる会(以下、守る会)の「総会と講演のつどい」が5月13日に開かれました。議員団から西村・石村・野口市議、山下京子大阪11区国政対策委員長が出席しました。

全国に広がる運動が「整理合理化計画」  
    の発表を延期させる
 来賓の大阪厚生年金病院を守る会事務局長は「全国の厚生年金病院がまとまって全国的に大きな運動をし、3月に発表することになっていた整理合理化計画を延長させることができた。しかし予断を許さない状況であり、引き続き運動を強めていこう」と挨拶がありました。
 存続運動全国情報連絡センター世話人の丸山和彦氏から「厚生年金病院存続運動の経過とこれから」と題して講演がありました。

病院・職員も一丸となって  
   医療サービスの充実へ
厚生年金病院職員組合の代表からは、「この間の存続運動の中で、患者さんや地域住民の皆さんの星ヶ丘厚生年金病院は『いい病院だ』『残して欲しい』と言う気持ちがとても伝わってきている。存続するためにも、皆さんから残して欲しいと思われる病院にしようと病院全体がなっている。予約センター・掲示板設置、救急ドクター・レントゲン女性技師採用、病室の改善など数々の努力をしている。存続のためにこれからもがんばります」と発言がありました。




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