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市政ウォッチ


「子どもアンケート」をまとめ、教育委員会に要望書を提出しました。(2020.05.22)

「子どもアンケート」をまとめ、教育委員会に要望書を提出しました。 「新型コロナから子どもの命と健康を守り、子どもの声をふまえた教育の充実を求める要望書」を5月20日、市教育委員会に提出しました。
 4月中旬から市議団と党市委員会が共同で「子どもアンケート」を取り組みましたが、寄せられた声や願いをまとめて届けたものです。
 提出は、4名の議員とみわ智之府政対策委員長が行いました。要望は以下の通り。

            記

1)子どもの声から出発したとりくみを
〇学校再開にあたって、すべての子どもの思いを聴くことを大事に進めていただきたい。子どもの声を聴く場(先生が対面、アンケートで聞くなど)を設定すること、相談窓口の設置・周知、スクールカウンセラー等による支援など、心のサポート、ケア体制を確立し、「子どもの声」をしっかりと聴くことを位置づけてください。
〇小中学生には、大量の宿題が渡され、家庭での苦労が寄せられています。子どもの生活や、勉強の状況など、「児童生徒の心身の状況を把握する」「児童生徒本人とも直接電話等で会話する」ことが文科省通知でも強調されています。昼間に子どもだけで過ごしている家庭もあるなかで、登校日だけでなく、家庭訪問等も検討し、日常的な声かけをすすめてください。
〇一人ひとりの子どもをきめ細かくサポートするため必要な教職員の確保をすすめてください。

2)学校での学びの保障を
〇心配ごとの1位は、「学校で勉強ができない」であり、とくに、受験を控えている子どもから多数の声が寄せられています。いま、オンライン授業が注目されていますが、義務教育の場である小中学生への導入は、成長段階に応じた対策と、家庭環境で格差を生まないことが大切です。すべての家庭でのインターネット環境の調査を実施し、必要な財政的手立てをとるとともに、今後のスケジュールを示してください。

〇学習を保障するため、各学年で個別に対策を立ててください。3月から休校になり、3学期の授業が終わらずに進級しています。中学3年生は、受験にむけた不安も重なっています。中学1年生は、小学6年生の大事な最後の時期を経ずに中学校に進級しています。小学校1年生は、新しい学校生活に慣れるためには、時間も必要です。カリキュラムだけを優先させるのではなく、学校や担任の先生などの意見や自主性を生かし、それぞれに応じた対策を立ててください。

〇「体を動かすことができない」「クラブができない」という声も多数あります。運動は、ストレス解消にもつながり、心身の健康のためにも重要です。登校日に「屋外でできる運動例」(文科省)などを参考に、体を動かすことを取り入れてください。また学校の図書室の開放も検討してください。

〇「修学旅行がどうなるのか」「遠足がどうなるのか」など、楽しみにしていた節となる行事が「なくなるかもしれない」との不安や心配があります。これからの学校授業、行事の在り方も変わる可能性もあると思いますが、可能な限り、これからの不安や心配に、心を寄せた対応をしてください。

3)遊びの保障を
〇休校中に「子どもが遊んでいる」との苦情に伴い、子どもへの注意喚起のメールが教育委員会から度々来ます。3密をさけることは重要ですが、散歩や外遊びが否定されているわけではありません。そのことを踏まえた対応をお願いします。

〇同時に、多数の子どもが、公園にあつまっている姿は、感染防止の観点からも心配は拭えません。住んでいる地域や学年などで区分を設けるなど、工夫し、学校の校庭を開放するなど「遊び」を保障する対策を立ててください。

4)新型コロナ感染防止対策と、情報提供を
〇感染防止には、最善の努力がされていることと思います。家庭では、いまだに「マスクがたりない」「体温計が売り切れている」との声もあります。学校にて、マスクや消毒液、体温計の完備を抜かりなく整えてください。

〇「感染しないか不安」という中で、子どもたちも生活しています。子どもたちの感染防止の努力を励まし、学年・年齢に応じた形で、感染防止の大切さや新型コロナの情報を提供してください。

5)学校給食について
〇「おいしい給食がたべられない」などの声があります。寝屋川市や岸和田市では、学校給食の提供を行っています。「子ども食堂」について、厚労省より、その重要性と留意点を述べるとともに、支援策も打ち出されています。食育の観点からも、対策をたててください。

6)「新しい生活様式」を踏まえた教育環境の整備を
〇「3密」(密集、密接、密閉)を避けることをはじめ、身体的距離の確保として、児童生徒の席の間は、おおむね1〜2mが望ましいことなどが提案されています。教室の3密をさけるためにも、いまこそ、少人数学級を中学生まで拡大すべきです。国・府へ強く要望するとともに、枚方市でできる対策をすすめてください。

〇新たな視点で、過密になっている大規模校の解消をすすめることの重要性、小規模校の重要性をまとめ、「新しい生活様式」に基づいた学校環境の整備計画などを策定してください。
                      以上
新型コロナウイルスへの不安や切実な要望が寄せられています(2020.05.11)

 3月25日に党議員団として緊急要望を市長に申し入れをした時点からも一日一日と新型コロナの患者は増え続けています。 国ではこの事態に対して様々な手立ては打っているものの、不十分と言わざるを得ません。
 外出自粛や休業要請と一体に補償が必要で、医療崩壊を止めるための実効ある措置が求められています。
 緊急事態宣言が出され市民の皆さんからは、生活への不安や日々の暮らしへの不安などが寄せられています。医療崩壊も起きはじめ、枚方市内の病院の状況を心配する声も寄せられています。
 議員団では、こうした声を「対策本部」に順次届けています。
 引き続き、市民の皆さんの不安に寄り添い、本市独自の施策を求めていきます。

  ⦿寄せられた主な声
〇発熱・せきがでて、電話をかけるがつながりにくい。診療も、体制がないのでと病院に断られ市民病院で診察。発熱外来がなく一般病棟だったので移さないか不安だった。
発熱外来を作ってほしい
〇高熱が続かないと検査がうけられない。検査体制を強化して心配な人はすぐ受けられるようにしてほしい
〇困っている人にマスク・消毒液などを早く届けてほしい。医療現場や介護現場は必要です。アベノマスクでは守れない
〇高齢世帯で、外出の機会が減り不健康な毎日になっていて不安。働きに出ている孫のことが心配
〇学校が休校になり子ども達のストレスが心配。
運動場の開放ができないのか、工夫してほしい
〇交付金(一人10万円)が支給されるということだが、高齢者なので手続きができるか不安。わかりやすくしてほしい。
〇図書館が閉まり本を読んだりして過ごせなくなった。ストレスが溜まり、怒りっぽくなって夫婦げんかが増えた。
〇公共施設などが利用できなくなり、不登校やひきこもりの方の居場所がなくなった。当事者や親はどうしたらいいのかわからず不安がつのっている。
〇毎日、テレビでのコロナの報道で気持がしんどく、精神安定剤を飲んで寝ている。




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