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市政ウォッチ


生活保護議員研修会に参加…貧困の実態を学び何をすべきかを研修(2016.09.05)

 研修会は「貧困の連鎖を断ち切るために富山で生活保護を考える」をテーマに8月26日・27日に開催されました。(のぐち・広瀬・松岡議員が参加)
 開会前に上映されたドキュメンタリー映画「隣る人」は地方の児童養護施設で、様々な事情で親と一緒に暮らせない子どもたちが「親代わり」の保育士と生活を共にしている様子が丁寧に、暖かい目で映し出されていました。
 開会挨拶・基調報告「生活保護『改革』と生存権の保障 〜生活保護をめぐる最近の動きについて〜」吉永 純さん(全国公的扶助研究会会長・花園大学教授)が、「1億総貧困社会」を作り出していっている国の政治と政策を解説しました。そして地方議員5つの役割として、@生活困窮者を「発見する」A生活保護を「知らせる」(制度を正しく周知)
B生活保護を「活用する」C利用者に寄り添う 
D制度や運用を「変える」(議会内外でソーシャルアクション)を示しました。
講演1では、いまなぜ『下流老人』なのか 〜広がる高齢者の貧困と対策の必要性」藤田孝典さん(NPO法人ほっとプラス代表理事、聖学院大学客員准教授)
講演2「自治体に求められる子どもの貧困対策」
中塚久美子さん(朝日新聞生活文化部専門記者)
 2つの講演で高齢者から現役世代、そして子どもにと広がる貧困の厳しい実態を学びました。
自治体キャラバン(社会保障推進協議会主催)(2016.09.05)

8月30日、毎年行われてきた大阪と枚方の社会保障推進協議会主催の「自治体キャラバン行動」が開催され48人が参加。議員団から、つつみ議員が同席しました。
 あらかじめ出していた要望書への回答をもとに、子ども施策や国民健康保険、介護保険総合事業、生活保護について、各担当課と懇談を行いました。
 「就学援助支給を小学校の入学前にできるよう検討してほしい」「人間ドックの助成を引き上げ受診率を向上させるべき」「介護保険の利用者やヘルパーさんの声などもしっかり聞いてほしい」「生活保護のケースワーカーを3年という任期付でなく、正職員に」など、様々な意見が出されました。




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